阪神・淡路大震災から時が流れました。
あの日のことはよく覚えています。
外出先のテレビの大画面を皆で見ていたのですが、
そこには暗い空と建物が映し出されていて、
建物も崩壊していて、現実とは遠い世界のようでした。
その映像がニュース番組だとわかって、
公衆電話で近隣の方々に安否の確認の電話をしたことを思い出しています。
その後は、キャスターの方々が現地に集結、24時間、
取材を続けていました。
イタリアのベスビオ火山、ポンペイですが、
ポンペイの周辺からしばらく行くとレモンの産地だと思います。
レモンがたわわになり、特産物があると思います。
テレビなどで拝見しましたが、
火山のことをやはり今も思いながら、火山などの土壌の関係で、
レモンも実り、そのことも考えて生活しているという、
インタビューされた方は確かそういうことを述べてました。
ポンペイは、現代広告につながるような文化、絵画、さまざまな文化の起源のような生活がありました。
ポンペイでは、調査が行われて、今後の自然災害にもなにか役に立つのではと思っています。
今後は建築を学ぶ方々は、
建物と自然との関係など、自然災害のことがより、深く関係してくると思います。
自然の構造から建物をデザインする、まさに空間デザインということです。
例えば、もう研究されていると思いますが、
ビル風のような風の通り道からも研究して、
山岳部、海沿い等の森林の構造を考察して、
風圧など測定し自然災害が起こっても最小限にするなど、
仮説をたててやるしかないです。
以前、ビル風がとても強い場所に行って、
その後カリフォルニアのニュースを見て、
風についていろいろ思ったのです。
空間デザインという言葉には大きな意味があると改めて思います。